左利きあるある【食事・料理編】
2019/09/04
私たちの住む世界では右利きが多いことから、右利き基準で考えられたものがたくさんあります。
それゆえに左利きには使いづらいこともしばしば。
食事や料理の際にも、色々な不都合があるんです。
隣に座る右利きの人とぶつかる
左隣に右利きの人が座るとお互いの肘がゴツン!
食事会の時には、あえて左端の席を希望したりします。
中華料理店の円卓は困る
カウンター席や四角いテーブルなら端に座ればよいのですが、円いテーブルになると余計に困ります。
席が詰まっていれば、両隣りの人のどちらかとは手がかぶるんですから。
コップの位置に気を遣う
飲み物のコップを置く位置も右利きの人とは逆になります。
手がぶつかったり、間違えて隣の人のを取らないように気を遣います。
注ぎ口のあるおたまが使い辛い
ビュッフェのスープなどに用意されている一方向がやや尖ったおたま。
右利きには注ぎやすいかも知れないけど・・・
急須を左手で使うのはムリ
左手で急須の取っ手を握ると注ぎ口は外側を向いてしまいます。
右手で握って注ぐしかない・・・
アルミホイルやラップがうまく切れない
アルミホイルやラップの箱に付けられた刃も、右利きが切りやすい形状になっていることがあります。
それゆえに左利きの人は切りづらいんです。
包丁を持つと怖がられる
右利きの人には、左手で包丁を扱うとぎこちなく見えるよう。
よく心配されるけど、大丈夫だから。
出されたお寿司の向きが逆
お寿司屋さんで、斜めに揃えられてお寿司が出されることがあります。
左利きにとっては取りづらい向きなんですよね。
料理の配膳が逆
懐石料理などの料理の並べられ方も右利き向けに出されます。
お皿や茶わん、汁物の位置を自分で並び変えることも。
小さい頃に箸を持つ手を矯正された
ある年代より上の方には、箸は右手で使うのが作法と考える方もいらっしゃいます。
子どもの頃に箸を使う手を右手に直された経験がある人もいます。
くっつかない包丁が無意味
切った物がくっつかない包丁は、片面に加工がしてあります。
左利き用を使わないとその効果が無いんです。
おわりに
食事や料理の際にも、左利きならではの問題があるもの。
マナーが大切な食事は、特に気を遣いますよね。