あなたの利き足はどっち?
2019/09/04
サッカーで左利きの人のことをレフティといいますね。
サッカーは基本的に足でボールを扱う競技なので、サッカーのレフティは左手ではなく左足でボールを扱うのがうまい人を指します。
私たちは手で物を扱うことが多いためあまり意識することはありませんが、足にも人それぞれで使いやすい足があるのです。
自分が素早く正確に動かせるほうの足を利き足といいます。
利き足はどっち
自分の利き手がどちらであるかは、普段の生活の中で自覚している方がほとんどです。
では、利き足は?と聞かれると、どっちなんだろうと思う方も多いと思います。
利き足は次のような動作から判断できます。
・両足をそろえて立って体を前に傾けた時に、先に出る方の足
・走り幅跳びなどで踏み切る足
・胡坐をかいたときに上にくる足
自分の利き足がわからないという方は確認してみてください。
もちろん、利き足の判断はこれらの動作以外でもできます。
サッカーのために利き足を知りたいのであれば、実際にボールを蹴ってみて、蹴りやすさを確認してもよいでしょう。
利き足と軸足
動かしやすく動作の中心となる足が利き足です。
それに対し、もう一方の補助的な役割をする足を軸足と言います。
軸足とは簡単に言えば体を支える足。
例えば、ボールを蹴るときに、地面から離れずに体を支えている方の足が軸足です。
また、私たちが両足で立っているときでも、両足ともに力が入っているわけではありません。
基本的には体重が乗っているのは軸足で、利き足にはあまり負担をかけないようにしています。
利き足が自由に動かしやすいのは、軸足が体を支える役割を果たしているからなんですね。
もちろん、軸足は軸足の役割しか果たさないわけではありません。
利き足とは異なる足を動かす場合は、利き足を軸足の役割を担います。
ずっと立ちっぱなしのときに、体重を乗せる足を替えたりもしますよね。
おわりに
利き手と利き足は必ずしも一致するとは限りません。
利き手が右の人は利き足も右である人は多いですが、矯正されて利き手が右になった人は利き足は左という人もいます。
また、利き手は左ですが、利き足は右という人もいます。
利き足は陸上のスタートやスノーボードなどにも関係してきます。
利き足を適切に使った方が高いパフォーマンスを発揮できますから、利き足をちゃんと確認すべきです。
自分の利き手がこっちだから利き足もこっちだろうと早合点しない方がよいでしょう。